激痛を伴う首のヘルニア

首のヘルニアの中でも急性期や重度の頸椎ヘルニアの場合には、普段の関克が困難になってしまうほどの激痛に苦しむケースもあります。このような状況では、無理な運動療法や温熱療法は控えるべきです。急な激痛に襲われた場合は、「安静療法」による保存療法で1週間ほど様子をうかがうことが一番です。痛みが引いてきたら牽引療法やベルト療法などの処置を徐々に行っていきます。激痛があるときには、安静にして頸椎に負担がかからないようにしていることが大切です。安静療法のために横になっていても痛みが緩和されない場合は、保存療法の中でも応急処置的な方法として、注射療法を行うケースもあります。よくヘルニアの治療法として耳にする神経ブロック注射と呼ばれる方法です。これは患部にステロイドなどを注射することによって、痛みを和らげる効果が期待できるのです。さらに、横になるときには痛みがある法を上にして寝たり、枕の高さを調節して、痛みを和らげたり、就寝前の入浴で暖まり過ぎないなどの注意が必要です。首を冷やさないようにネックウォーマーを使用するのも効果的です。出来るだけ早くに推間板を改善・再生するためには、重力によって頸椎にかかる負担をできるだけ軽減するためにも、横になっている時間を確保するようにしましょう。頸椎ヘルニアの患者は、最低でも7時間以上の睡眠時間を確保すべです。

頸椎ヘルニアの肩・首・腕の痺れ痛み